悠パラ日記【その13】 夜の海に輝く
(2024/01/08)
読者のみなさん、こんにちは。
パラオ滞在中の仙田悠人です。
【1】光のパレード参加
土曜日(1/6)は練習をお休みにして「光のパレード」に参加しました。
PALAU SAILING ASSOCIATIONが主催するイベントで、ヨットやボートに電飾をして審査員と観衆の前を2周回って出来栄えを披露します。そして審査員の評定によって順位が決定され、優勝したチームには景品もあります。今年は合計6チームがエントリーしていました。
このイベントのために、お母さん方は何週間も前からデコレーションの準備をしてくださっています。そして当日はお昼頃から装飾の準備や船を会場に搬送するなど、準備万端です。
さあ、結果はどうだったでしょうか…。
夕方6時18分頃、日が落ち切ってからの開催です。先頭は曳航する船で、4艇の子供達のデコレーションが輝き、続いて伝統的なカヌーが連なっています。キラキラと夜の湾内に輝く子供達の船は参加艇の中でも一際目立ち、観客を魅了しました。
審査員の前で子供達は「We are Palau Sailing Association!!」の自己紹介とWe wish a Merry Christmasの合唱を披露しました。元気な子供達がデコレーションにも負けないキラキラとした笑顔で可愛さを振りまいたので、審査員は心を完全に掴まれたことでしょう。
結果は…見事1番を獲得することができました!
たくさんの人の前で景品と主催者の方と写真を撮る子どもたちはとても誇らしそうな表情でした。パラオセーリングアソシエーションはパラオ内でまだまだ認知度が高いわけではありませんが、今回のようなイベントに参加することで多くの人に知ってもらいたいです!大成功でした!
【2】レース前最後の練習
日曜日(1/7)はグアムチームとの親善レース(1/13-1/14開催)前、最後の練習日でした。
午前中はセールのセットアップや午後に向けてのレースの準備に当てました。みんなでセールを準備すれば早く終わりますが、なかなか子どもたちの集中力も長くはなく時間がかかります。それに厳しい紫外線(日本の7倍とも)と暑さが猛威を振るうので、なかなかペースアップは望めません。
午後からレースを開催しようとしましたが、船のトラブルや救助艇の故障など様々なトラブルが発生しました。それぞれを修正して子どもたちが楽しくレースができるように来週を迎えたいと思います!
仙田悠人