海流の中の島々

[palau-15] 日本とパラオの結びつきについて、ここで書き始めたのが昨年の12月4日から。 そして、「日本-パラオ親善ヨットレース」もスタートまで残り2ヶ月となりました。 ここらでまとめてみると……。 まずは日本。...

ペリリュー島戦記

[palau-14] 太平洋戦争末期の1944年9月11日、米軍はペリリュー島に上陸します。 ペリリュー島は、南洋庁本庁のあったパラオ コロール島の南南西約45Km(24M)に位置する小さな島で、周囲26km。南北9km...

台風到来

[palau-13] 「日本-パラオ親善ヨットレース」のスタートは12月29日。横浜をスタートして南の島、パラオへ向かいます。 筆者が初めてこの海域を走ったのは、今から38年前の1981年のこと。 11月10日に三浦半島...

海洋民族の血がさわぐ

[palau-12] 今から38年前、日本を出てオーストラリアに向かう途中、サタワル島の近海で帆走カヌーに会ったという話は前に書きました。 帆走カヌーで太平洋広く移住していった海洋民族であるポリネシア人やミクロネシア人も...

パラオ側でも準備は進む

[race-10] 少し時間が経ってしまいましたが、6月1日(土)~10日(日)の約1週間の日程で、実行委員会メンバーの代表が、レースのフィニッシュ地であるパラオ(コロール島)を訪問してきました。 実行委員会としての訪問...

スペイン-ドイツ-日本

[palau-11] 前回は、日本の鎖国とキリスト教の布教の関係について、あらためて考えてみました。 ポルトガルのキリスト教布教が嫌で、鎖国をしていたんじゃないのか、と。 じゃあ、日本と同じく東インドの外れに位置したとも...

南洋庁 パラオ

[palau-10] 委任統治領 南洋群島を統括する南洋庁本庁は、今回の「日本-パラオ 親善ヨットレース」のフィニッシュ地点にもなっている、パラオのコロール島におかれました。 当時の南洋群島は東西2500マイル以上に及ぶ...

南洋群島にて

[palau-09] 1919年(大正8年)。国際連盟(League of Nations)は、第一次世界大戦の終結をうけて、赤道から北の、パラオを含むミクロネシアの島々を日本が委任統治することと決定します。 と、ここま...

栄枯盛衰

[palau-08] 1885年、パラオはスペイン領東インドに編入されます。 で、ここが今一つよく分からないのです。 1885年というと、明治18年ですよ。 この頃には、スペインの国力はすっかり衰えており、なんでこのタイ...

コロールの王子、英国へ

[palau-07] 前回、 からの続きです スパイス諸島を巡るスペインとポルトガルの争いは、1529年のサラゴサ条約で「スパイス諸島はポルトガルが領有する」ということで決着。 ……って、現地とは関係無く、本国で王様同士...

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