パラオへ
「2019-2020 日本パラオ親善レース」は2019年12月29日に横浜をスタートします。2019年の12月ですから、まだ1年以上あるのですが。
目指すは南洋の島、パラオ。真冬の太平洋を南へ、約1935マイルノンストップで走り続ける外洋レースです
パラオ共和国(Republic of Palau)は、太平洋の西に広がるミクロネシアにある約200の島からなる島国で、首都はパラオ共和国の中でも最大の面積を持つバベルダオブ島(Babeldaob)のマルキョク(Melekeok)。
レース後の泊地は、バベルダオブ島の南西にあるコロール島(Koror)。バベルダオブに比べれば小さな島ですが、2006年までパラオ共和国の首都として栄えたコロールの街があります。
コロール島とバベルダオブ島との間には橋がかかっています。
1977年に韓国企業によって建設されたKB橋(Koror-Babeldaob Bridge)は、1996年に突如崩壊。
現在かかっている橋は、2002年に日本の政府開発援助で再建されたもので、「日本・パラオ友好の橋」(Japan-Palau Friendship Bridge)とも呼ばれています。
写真奥がコロール島、手前が首都や空港のあるバベルダオブ島。間に架かっているのが友好の橋。
「日本-パラオ親善ヨットレース」が、2000マイル海を隔てた両国を結ぶ友好のイベントになりますように。
パラオ共和国の人口は21,431人(2017年)。内、1/4は日系人ともいわれています。日本語由来の現地語も数知れず。
なんでか? そこには、日本とパラオを結ぶ古くて深い歴史があるのです。
([palau-02]に続く。taka)