2023-2024大会開催決定

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「日本-パラオ親善ヨットレース」。
1月15日には、パラオで表彰式が行われました。

メレンゲサウ大統領と優勝の〈ティティス4〉児玉スキッパー

総合優勝は、

セールナンバー:JPN380
艇種:Beneteau First 40.7
ホームポート:小網代ヨットクラブ(神奈川県三浦市)
オーナー:児玉萬平、伊東望、高木信之

紹介記事はこちら、「Daily Report 2」の後半部分で。

記事にもありますが、参加7艇中最もTCFの小さい同艇が、
12月29日のスタートから2晩明けて、31日の朝にはフリートの先頭を走っていたわけで。
そのままラムライン近くを走り続け、4着フィニッシュの修正優勝となりました。

なんたって海のど真ん中の小島にフィニッシュしたわけで。フィニッシュ後にも仕事はいろいろあるのです

児玉萬平オーナー/スキッパーが参戦記を書いてます。
ビールは床下に収納しないように……勉強になります

Pz-LinkCard
- URLの記述に誤りがあります。
- URL=https://www.jora.or.jp/archives/6183

レース後出場する予定だった「ロレックス・チャイナシーレース2020」は中止。
八重山経由で那覇にヨットを回し、4月29日スタートの沖縄-東海レースに出るとのこと。


ファーストホームは、

セールナンバー:JPN6520
艇種:X-41 OD
ホームポート:小樽港マリーナ(北海道小樽市)

〈アルタイル3〉の菊池透スキッパーと藤木幸太大会会長。なんかコワモテ風ですが、海を愛するナチュラリスト

ファーストホームとは、着順1位のこと。

レース観戦ガイドでも書きましたが、今回の「パラオレース」はハンディキャップレースです。
所要時間に修正係数(TCF)を乗じた修正時間で勝負します。

ファーストホームは最初にフィニッシュラインを切った艇に与えられるもので、ラインオナー(Line honours)とも呼ばれ、総合優勝に並ぶ栄誉です。

チーム紹介は、こちらの記事で。

1月2日時点では、修正2位なんですね。
この後、手元の計算では1月4日には修正でもトップに立っています。

先の〈ティティス4〉のレース後のレポートでは、ブームにヒビが入ったのが1月6日とのことなので……。って改めて見ると、ほんと大接戦でしたね。
「Daily Report」、今一度ご覧下さい。面白いから。……って自分で書いといてなんですが。

で、〈アルタイル3〉は修正での総合成績2位ということになります。


そして
総合3位は、

セールナンバー:JPN 1122
艇種:ミュワー40カスタム
ホームポート:油壺京急マリーナ(神奈川県三浦市)
オーナー:新田 肇

総合3位は〈トレッキー〉チーム

新田オーナーは、今回の「日本-パラオ親善ヨットレース」の仕掛け人であり、大会事務局長であり、でも参加艇のオーナーでもあるため公平を期して途中からレース運営の方はレース委員会にすべて任せ、それでもスタート直前までイベントとしてのこの大会のあれやこれやを切り盛りし、と大忙し。前夜祭での氏のスピーチ時点では、もうなんだか涙無しには語れないような熱いものでありました。いやまあ大変だったんだからもう。

そしてスタート。
スタート後、大きく西へ伸ばした〈1122トレッキー〉は、なんと那智勝浦に避難入港。
クルージング派ならまだしも、歴戦の外洋レースチームがなんでまた……。新田さん疲れが溜まって倒れちゃったんじゃないの? とこちら裏方ホームページ作成班としては話していたのですが。

チーム紹介はこちらの記事から。

元々、大きく西を回って黒潮の反流に乗って南下しようという作戦だったとのことで、実際かなりの追い潮だったようです。
が、さすがに届かず。修正3位、となりました。

レース結果は公式掲示板にアップされています。
→こちら


無事大会を終え、1月25日、日本セーリング連盟より感謝状をいただきました。

パラオのレメンゲサウ大統領からも、是非ともこの大会を続けて欲しいという依頼があったようで、、、次回開催が決定!!
4年後を予定しています。
それまでこのホームページも維持されることになりました。

ジュニアのセーリングプログラムはまだ続いています。
マイクロプラスチックもまだまだたくさん波間を漂っているようです。
いろいろお伝えすることはあると思います。そのとき、また。

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